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【米国市況】S&P500種が反落、アルケゴス関連の影響を意識

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29日の米株式相場は、S&P500種株価指数が最高値から反落。ブロック取引問題がウォール街の金融機関に与える影響が意識された。米国債利回りは上昇。

  • 米国株はS&P500とナスダックが反落-ダウは最高値
  • 米国債は下落、10年債利回り1.71%
  • ドル上昇、対円では109円後半
  • NY原油は続伸、週後半のOPECプラス会合に注目
  • NY金は反落、ブロック取引の余波警戒でドル上昇

  金融株への売りがS&P500種の重しになった。ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーなどは、ビル・フアン氏が運営するファミリーオフィスのアルケゴス・キャピタル・マネジメントに関連したポジションを解消したことが明らかになった。一方、ダウ工業株30種平均は続伸し、最高値を更新。大型受注を発表したボーイングの上昇に支えられた。

  S&P500種は前週末比0.1%安の3971.09。ダウ30種平均は98.49ドル(0.3%)高の33171.37ドル。ナスダック総合指数は0.6%下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.71%。

  EPウェルス・アドバイザーズのポートフォリオ戦略ディレクター、アダム・フィリップス氏は「アルケゴス関連の痛みがどれほど広がるか見極めようとする中、投資家はまだ強気を装っている」と指摘。「状況はそれほど悪くないと考える人と、システミックリスクについて心配する人との綱引きになっている」と述べた。

By some measures, U.S. equity-market valuations already top dot-com era

  外国為替市場ではドルが上昇。ただ、スエズ運河の通航再開などでリスクセンチメントが改善し、上げ幅はやや縮小した。バイデン大統領による大型インフラ・雇用創出プログラムの枠組み公表も週内に控えている。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。ドルは対円で0.2%高の1ドル=109円81銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1765ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続伸し、ほぼ2週間ぶりの高値。短期的な需要懸念などを踏まえ、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が4月1日に開く閣僚級会合では、生産が現行水準で据え置かれるとの見方が広がった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は59セント(1%)高の1バレル=61.56ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は41セント高の64.98ドル。

WTI stabilizes above $60 a barrel after wild swings in recent weeks

  ニューヨーク金先物相場は反落。株式ブロック取引の余波への警戒を受けたリスク回避でドルが値上がりし、代替資産としての金の需要が後退した。米国債利回りの上昇も金を圧迫した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は1.2%安の1オンス=1714.60ドルで終了。

原題:Stocks Decline Amid Archegos Fallout Speculation: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Pares Gain as Risk Improves; Yen Nears 110: Inside G-10(抜粋)

Oil Rises for Second Day With Focus Moving Toward OPEC+ Meeting(抜粋)

Gold Falls as Rattled Investors Turn to Dollar; Yields Rebound(抜粋)

(相場を更新し、コメントを追加します)
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