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超長期債が上昇、最終投資家の買いとの声-米長期金利の低下も安心感

更新日時

債券市場は超長期債中心に上昇。年度末を控え最終投資家の買いが入ったとの声が聞かれたほか、米長期金利が時間外取引で低下したことも買い安心感につながった。

  • 新発20年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)低い0.445%
  • 新発30年債利回りは0.63%、新発40年債利回りは0.67%といずれも2bp低下
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.07%
  • 長期国債先物6月物の終値は前週末比11銭高の151円47銭。売りが先行したが、米長期金利が時間外取引で低下したことや、国内株価が上昇幅を縮小したことを受けて、引けにかけて水準を切り上げた
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 超長期債に個別投資家の買いが入ったようで、超長期債の強さが先物や10年債に波及した
  • 株価が上げ幅を縮小したことや米長期金利が時間外取引で低下したことも支援材料に
  • 日銀3月会合の主な意見で、4月の国債買い入れ予定での買い入れ減額などを示唆する発言がなかったことも買い安心感に

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジスト

  • 超長期債の中でも30年債が特に強いのは、生保や年金など個別投資家の買いが影響した可能性が高い
  • 先週末見られた月末の買いが今週も続いており、30年債につれて40年債も買われた
  • 日銀点検会合以降、金利が低下してきたことで、来月の買い入れオペ予定での減額観測は引き続き根強い

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140-0.105%0.070%0.445%0.630%0.670%
前週末比横ばい横ばい-0.5bp-1.0bp-2.0bp-2.0bp
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