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中国、米・カナダの個人と団体への制裁発表-新疆ウイグルで報復

更新日時
  • カナダ議員と人権に関する議会委員会、米団体の責任者らが対象
  • 米国とカナダが1週間前に発表した措置への報復

中国は新疆ウイグル自治区の人権問題を理由とした制裁措置への報復として、米国とカナダの個人や団体に対する制裁を発表した。中国西部の新疆ウイグル自治区の綿花が強制労働によって生産されているとの疑いを巡り対立がエスカレートしている。

  中国外務省は27日、カナダの議員1人と人権に関する議会委員会、および米国国際宗教自由委員会(USCIRF)の責任者らを対象とした制裁措置を発表した。同委員会は先に、新疆ウイグル自治区問題での米、カナダ、欧州連合(EU)による中国制裁を称賛していた。

  中国外務省はこの制裁について、米国とカナダが1週間前に発表した措置への報復だとし、両国の措置は「うわさと偽情報」に基づいていると主張。中国政府は主権と安全、利権を守ることを「断固決意」しているとした上で、当事国は「状況を明確に理解し誤りをただす」ようにと促した。

米国とEUが中国制裁、ウイグル族などへ人権侵害-中国も即報復

  ブリンケン米国務長官は27日の声明で、米国は同盟国とともに、人権侵害とイスラム教徒を中心とした新疆ウイグル自治区の少数民族への迫害をやめることを求めると表明。「人権と基本的自由のために声を挙げる人々を脅し沈黙させようとする中国の取り組みは、新疆ウイグル自治区で行われている虐殺と人類に対する犯罪への国際社会の監視を強めるのに役立つだけだ」とコメントした。

原題:China Hits U.S., Canada With Sanctions in Xinjiang Fallout (3)(抜粋)

(最終段落に米国務長官のコメントを追加します)
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