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サマーズ氏「あり得ないという考え間違い」-インフレリスク再び警告

  • 大型景気刺激策と緩和的金融政策、予想される個人消費の急増で
  • インフレ期待のアンアンカーを当局が試みようとしていると受け止め

サマーズ元米財務長官は26日、米政府の大型景気刺激策と緩和的な金融政策、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)沈静化に伴う個人消費の急増によってインフレが加速する危険があるとあらためて警告した。

  サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビュー番組で、「それが速いペースで高進することはあり得ないという考えは明らかに間違っている」と発言した。

  同氏は「米連邦準備制度が新たなレジームに移行しつつあり、景気過熱がインフレを招くともはや確信が持てないと連邦準備制度理事会(FRB)議長に言わせ、われわれは全く新たな発展期にあり、政策は過去40年とは根本的に異なるものになろうと政権に言わせることは、インフレ期待のアンアンカー(安定解除)を試みる場合にできる最善のことのように思われる」と語った。

  パウエルFRB議長は23日の下院金融委員会の公聴会で、「われわれは過去25年間、世界的に強いディスインフレ圧力の世界を生きてきた。一時的な消費急増が一時的な物価上昇につながっても、それが妨げられるとわれわれは考えていない」と証言していた。

原題:Summers Warns U.S. Risks Rising Inflation Amid Massive Stimulus(抜粋)

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