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ウォール街平均賞与、昨年は10%増の2000万円強-不況下で異例の伸び

  • コロナ禍でボラティリティーが高まったほか、引き受け業務が増大
  • 業界のボーナス総額は昨年317億ドル、前年比で6.8%増加

米ウォール街の昨年のボーナス平均支給額は前年比10%増加した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で市場のボラティリティーが高まったほか、引き受け業務の増大が賞与増加につながった。

  ニューヨーク州のディナポリ会計監査官によれば、ニューヨークの証券業界に勤務する労働者に支払われた賞与平均は18万4000ドル(約2020万円)に増加した。これは同州の見通しに一致しており、ニューヨーク市の2021年度の所得税収入が予測通り、もしくはそれを上回る可能性が高いことを意味している。

  ディナポリ氏は「ウォール街にとって過去最高に近かった昨年は、あらゆる見通しを打ち破った」と述べ、「金融市場にとって悲惨な年になるという昨年の早い段階での予測は、活発な引き受け業務や歴史的な低金利、市場のボラティリティーの後押しを受けたトレーディングの好調で著しく反転した」と述べた。

  証券業界のボーナス総額は昨年317億ドルと、前年比で6.8%増加。ディナポリ氏は、景気後退(リセッション)を引き起こす出来事があった後での伸びは珍しいと指摘した。世界金融危機が始まった後の2008年はボーナス総額が47%減少したという。

原題:Wall Street Bonuses Rose 10% Last Year, N.Y. Comptroller Says(抜粋)

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