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ドイツ銀CEO、投資銀行部門責任者を退く予定-関係者

更新日時
  • 数カ月中に後任決定の公算と関係者、カンペリ氏が最右翼
  • ゼービングCEOの兼職、監督当局は懐疑的だった

ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は、投資銀行部門を統括する役職を手放す予定だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。後任には、最高変革責任者(CTO)のファブリツィオ・カンペリ氏が最有力とみられている。

  関係者によると、ドイツ銀はゼービング氏がCEO職に専念できるよう別の人材の起用を準備中で、向こう数カ月中に決まる可能性が高い。カンペリ氏が最右翼だが、米州責任者のクリスティアナ・ライリー氏、アジア太平洋責任者のアレクサンダー・フォン・ツァ・ミューレン氏も候補に挙がる可能性があると、関係者は述べた。

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ドイツ銀行のゼービングCEO

  ゼービング氏は2019年、株式トレーディング事業から撤退し、投資銀行部門の人員削減を進める決定の一部として、CEOと投資銀部門責任者を兼職した。だが、この兼職に監督当局は懐疑的で、ゼービング氏に対し負担が大き過ぎるため投資銀部門責任者の役職を手放した方がいいだろうと伝えていた。ドイツ銀は昨年、全般的なトレーディング好調に支えられて黒字を回復したが、当局の見解は変わっていないと、関係者は語った。

  同行の広報担当者はコメントを控えた。ゼービング氏が投資銀責任者を近く退く見通しについては独経済紙ハンデルスブラットが先に伝えた。

原題:
Deutsche Bank CEO Set to Give Up Investment Banking Oversight(抜粋)

Deutsche Bank’s Campelli Leads Race for Investment Bank Role (1)(抜粋)

(後任の見通しなどを加えて更新します)
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