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イタリアの政府支出、再ロックダウンで月2兆円近くに急増-関係者

  • ドラギ政権、さらなる借り入れ承認を4月に求めざるを得ない状況
  • ワクチン接種の遅れや繰り返される封鎖措置が打撃に

イタリアでは新型コロナウイルス感染再拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)で月間の政府支出が最大150億ユーロ(約1兆9300億円)に達しており、ドラギ政権が財源を手当てして経済を支えるには、向こう数週間以内に新たな経済対策プログラムを取りまとめる必要がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ワクチン接種の遅れや繰り返される封鎖措置、一時帰休などの支援の継続により、政府の経常的支出の平均は膨らんでいる。情報が公になっていないことを理由に関係者が匿名を条件に語った。従来の月間の支出額は最大100億ユーロだったが、今ではそれを約50%上回っているという。

Lockdowns have boosted borrowing needs

  ドラギ首相は、コンテ前政権が求めていた320億ユーロ規模の経済対策について承認を確保したばかりだが、国庫の資金が不足し、ロックダウン措置の段階的な解除しか望めない中で、さらなる借り入れを承認するよう4月に議会に求めざるを得ない状況だという。

  政府報道官と財務省報道官はいずれもコメントを控えている。

  欧州連合(EU)全体でワクチン接種が遅れていることが、イタリアの再ロックダウンを招いた。イタリアでは25日現在、人口の10%近くが少なくとも1回の接種を受けた。米国では約26%、英国では約43%となっている。

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原題:Draghi Must Now Fund Monthly Costs Reaching $18 Billion in Italy(抜粋)

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