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米主要株価指数の歩調に乱れ-経済活動再開を見越したトレードで

  • 年初以降に3指数の動きが一致した日は64%-20年間で2番目の低さ
  • テクノロジー株から経済再開で恩恵受ける銘柄に乗り換える動き

1-3月期の米株式相場は、3つの主要株価指数の歩調がこの20年間で最も合わなかった四半期の一つとして記録されそうだ。

  1月初め以降、ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数、ナスダック総合指数が全て同じ方向に動いた営業日は64%にとどまっている。この比率は2001年以降で2番目に低く、過去20年間の四半期ベースの平均である78%を下回る。

  指数の一致しない動きは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で急騰していたテクノロジー株から、経済活動再開で恩恵を受けそうな銘柄に投資家がシフトする中で起きている。

  TIAAバンクのワールドマーケッツ部門プレジデント、クリス・ガフニー氏は「指数の異なる動きがローテーションを示していることは確実だ」と指摘。「さまざまな投資テーマがあり、さまざまな投資家がさまざまな見方を持っている」と述べた。

Out of Step

Percent of days U.S. stock averages trade in unison near two-decade low

Source: Bloomberg

Note: Includes the Dow Jones Industrial Average, S&P 500 Index and Nasdaq Composite Index.

  ナスダック総合指数は5四半期連続でダウ平均を上回るパフォーマンスを見せてきたが、それは終わろうとしている。年初から24日までの時点で、ダウ平均の上昇率はナスダック総合指数を5ポイント余り上回っており、18年末以降では最大のアウトパフォーマンスとなっている。

Dow is set to beat the Nasdaq for first quarter since 2018

  ただ、四半期末まで1週間を残しており、米10年国債相場が上昇していることから、これまで景気循環株を押し上げてきたリフレトレードが反転する可能性もある。

原題:Reopening Trade Throws U.S. Indexes Most Out of Sync in Decades(抜粋)

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