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メキシコ中銀、政策金利据え置き-物価急上昇に警戒感

  • ほぼ5年ぶり低水準の4%に維持-全会一致で決定
  • 3月前半のインフレ率、中銀の目標レンジ上限上回る

メキシコ銀行(中央銀行)は25日、政策金利をほぼ5年ぶり低水準の4%に据え置くことを全会一致で決定した。足元でインフレ率が急上昇する中、中銀の緩和サイクルが終わったかどうかについてはアナリストの間で見方が分かれている。

  24日に発表された3月前半のインフレ率が前年同期比4.12%上昇と、中銀の目標レンジ上限を上回ったことを受け、ディアスデレオン総裁率いる同中銀は政策金利を据え置いた。

  ブルームバーグの調査ではエコノミスト24人のうち17人が据え置きを見込み、残り7人は0.25ポイントの利下げを予想。数人はインフレ率のデータが予想外の内容だったことを受け、利下げから据え置きに予想を変更した。

  中銀政策委員会は声明で、「極めて不透明な環境の中、インフレや経済活動、金融市場に対するリスクは、金融政策の大きな課題となっている」と指摘。「金融情勢の秩序ある調整や相対価格の変化を可能にすることが必要だ」と説明した。

メキシコのインフレ率、3月前半に加速-中銀の目標レンジ上限上回る

Looser Monetary Policy

Mexico is one of just three central banks to have cut rates this year

Source: Bloomberg

  中銀は2019年8月に政策金利を8.25%から引き下げ、積極的な緩和サイクルに入ったが、最近はより慎重な姿勢を取っている。昨年11月と12月の会合では政策金利を据え置き、今年2月の会合で0.25ポイントの利下げを全会一致で決定した。

No Room

Mexico's inflation has breached 4% top of Banxico's target range

Sources: Instituto Nacional de Estadística y Geografía, Banco de Mexico.

Note: Inflation data from bi-weekly reports.

原題:Mexico Holds Key Interest Rate Unchanged as Inflation Surges (2)(抜粋)

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