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日本株は続伸、新型コロナワクチン期待や為替の円安-東証全業種上昇

更新日時
  • 米大統領はワクチン接種目標を倍増、米失業申請は予想以上に減少
  • ドル・円は一時1ドル=109円30銭台、米ナスダック先物は堅調推移

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26日の東京株式相場は続伸。新型コロナウイルスのワクチン接種が加速することによる景気回復への期待や為替の円安傾向を好感し、電機や自動車など輸出関連、銀行、医薬品株などを中心に東証33業種全てが上昇した。

  • TOPIXの終値は前日比28.61ポイント(1.5%)高の1984.16
  • 日経平均株価は446円82銭(1.6%)高の2万9176円70銭

〈きょうのポイント〉

  • バイデン米大統領、就任後100日のワクチン接種目標を2億回に倍増
  • 米新規失業保険申請、予想以上に減少-パンデミック以降で最少
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)、大半の銀行で増配と自社株買いの制限を6月末に終了
  • ドル・円相場は一時1ドル=109円30銭台、東京株市場の前日終了時点108円94銭

  丸三証券の柏原延行執行役員は「バイデン政権の追加経済対策で、米国の個人消費が今後良くなることは間違いない。同時にワクチン対策をしっかりと行うことも、景気への信頼感につながり株価にプラス」と語る。また、為替は1ドル=110円の大台に接近しつつあるとして、「コロナ禍で内需セクターは痛みを伴っている。円安は輸出に頼る日本経済をサポートする」とも評価した。

  ワクチン期待と雇用改善から米国で金融や資本財、素材を買う流れが継続したことを受け、国内でも景気敏感業種への買いが先行。円安基調の中で輸送用機器セクターなどが幅広く買われた。アジア時間の米ナスダック100Eミニ先物が堅調に推移したことも追い風となり、午後にはレーザーテックなどグロース(成長)株にも見直し買いが強まった。

  みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「米経済全体が良くなる中でバリュー株には引き続きフォローの風が吹いている」と指摘。ただ「現在は景気拡大局面のまだ序盤。序盤から中盤にかけてはグロース株、バリュー株の双方が循環物色しながら底上げしていくのが通常」だとみていた。

  • 東証33業種では海運や精密機器、陸運、ゴム製品、サービス、医薬品、輸送用機器が上昇率上位
続伸
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