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きょうの国内市況(3月25日):株式、債券、為替市場

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●日本株反発、原油高で景気先行き懸念和らぐ-景気敏感など全業種上げ

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  東京株式相場は反発。原油市況の大幅高に加え、米国株市場で金融や素材など割安株が堅調だったことで景気への過度の懸念がやや和らいだ。機械など輸出関連、商社や鉄鋼などの景気敏感業種が高い。銀行や建設なども上がり、東証33業種全てが上げた。

  • TOPIXの終値は前日比26.97ポイント(1.4%)高の1955.55-4営業日ぶり反発
  • 日経平均株価は324円36銭(1.1%)高の2万8729円88銭-5営業日ぶり反発

  野村証券の伊藤高志シニアストラテジストは、寒波や半導体不足の影響があったことから、米耐久財受注が市場予想に届かなかったことへの過剰反応はなく、むしろ足元ではガソリン需要の堅調さが確認できたと評価。米景気は一部で過熱感が懸念されるくらいの高圧経済の状況にあるが、長期金利は落ち着いてきているとし、「日本株にとっては居心地が良い」と述べた。

  • 東証33業種では海運や非鉄金属、鉱業、鉄鋼、建設、銀行、電気・ガスが上昇率上位

●債券下落、今週の大幅高の反動で売り圧力ー40年入札は無難通過

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  債券相場は下落。今週に入って長期・超長期債利回りが大幅に低下した反動が継続したことに加え、米国の長期金利が時間外取引で上昇したことから、売り圧力が掛かった。一方、この日に実施された40年国債入札は無難に通過し、40年債には買いが入った。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.08%
  • 新発20年債利回りは1.5bp高い0.455%
  • 新発30年債利回りは0.5bp高い0.625%、一時0.655%まで上昇
  • 長期国債先物6月物の終値は8銭安の151円34銭。夜間取引の流れを引き継いで売りが先行し、午後に一時151円24銭まで下落

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 今週は利回りが急速に低下したが、年度末で市場参加者が薄い中で値が飛びやすかった面もあり、きょうは利回り上昇で戻している
  • 米国の長期金利も、これから景気対策が出てくる中で、ここまで上昇した要因が変化したわけではないので、大きく下がることはないだろう
  • 先週末の日本銀行の決定を受けて、当面は金利が低位安定も、どんどん下がる方向には行きづらい
  • もっとも、日銀が金利を大きく上げることはないので、4月の国債買い入れ額も市場があまり驚かないところに落ち着くのではないか

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.675%と、市場予想中央値0.690%を下回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.80倍、前回は2.86倍 

●ドル・円は上昇、輸入企業などの期末のドル買いが押し上げ-円全面安

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。商業決済が集中しやすい五・十日(ごとうび)とあって、年度末と四半期末、月末を控えた国内輸入企業などからとみられるドル買いや、米長期金利の上昇が相場の支えとなった。円は株高によるリスク選好の動きで、主要通貨に対して全面安。

  • ドル・円は午後3時22分現在、前日比0.2%高の1ドル=108円98銭。早朝に付けた108円73銭を安値に一時108円99銭まで上昇
  • 円は主要16通貨のほぼすべてに対して下落
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1815ドル。一時は1.1804ドルと昨年11月以来の安値をつけた。対円では0.3%高の1ユーロ=128円77銭

大和証券金融市場調査部の今泉光雄チーフ為替ストラテジスト

  • 五・十日とあって仲値までは国内輸入企業などからの買いが優勢でドル・円は上がったが、その後は期末が近いため動きにくく様子見ムードが強まっている
  • ドル・円が109円ちょうどを上抜けていかないのは日本人では崩せないまとまった売りオーダーが並んでいるからではないか。夕方以降に海外勢がどう動いてくるか注目したい
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