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米国債、レバレッジ比率緩和打ち切りへの懸念が後退-入札が順調

  • 米財務省が24日に実施した5年物米国債の入札は順調
  • SLR緩和打ち切り決定の発表後初の入札、需要の試金石

米財務省が24日に実施した5年物米国債の入札は順調だった。大手銀行がより多くの米国債を保有することを可能にする「補完的レバレッジ比率(SLR)」緩和措置の打ち切り決定の影響を巡る懸念が和らいだ。

  米連邦準備制度理事会(FRB)は19日に決定を発表。24日の入札は、大手銀がSLRの算出に米国債を含めなければならないことを前提とした需要を測る最初の試金石だった。25日には7年債の入札を控えていることもあり注目された。先月の7年債入札の不調が米国債利回り急上昇の引き金だったためだ。

  24日の結果は7年債入札がうまくいくことを保証するものではないが、安心材料とはなる。FHNファイナンシャルのジム・ボーゲル氏は、5年債入札が先月の悲惨な入札の後の口直しのような役割を果たしたと指摘した。

  5年債の落札利回りは0.850%で、入札前の利回りを0.3ベーシスポイント(bp)上回っただけだった。2月の7年債入札では4bp余り上回り、米国債市場は2020年3月以来最悪の1日になった。

  米国債利回りは2月よりも高い水準にあり入札の需要にとってはプラスだが、SLRを巡る19日の決定の影響が不安視されていた。

原題:
Treasury Market Exhales After Auction Results Allay Worst Fears(抜粋)

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