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米国株がハイテク中心に下落、国債は小幅高-原油急反発

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24日の米株式相場は続落。新型コロナ禍で勝ち組となっていたテクノロジー銘柄から、経済再開の恩恵を受ける銘柄へのローテーションが進んだ。

  • 米国株は続落、ハイテク銘柄中心に売り優勢
  • 米国債は小幅高、10年債利回り1.61%
  • ドル上昇、資源国通貨も原油高背景に堅調
  • NY原油は急反発、米在庫統計が需要回復を示唆
  • NY金は反発、米国債利回り上昇に失速の兆候

  ナスダック100指数の構成銘柄では、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズやペロトン・インタラクティブ、ドキュサインの下落が目立った。景気敏感株を買う流れの中、エネルギーや銀行、輸送に関連する銘柄は比較的好調。

  S&P500種株価指数が前日比0.6%安の3889.14。ダウ工業株30種平均は3.09ドル(0.1%未満)安の32420.06ドル。ナスダック総合指数は2%低下。

  ニュビーンのチーフ投資ストラテジスト、ブライアン・ニック氏は「経済分野が期待を上回り続ける限り、私自身はそう考えるが、シクリカル銘柄のトレードはまだ続くだろう」とブルームバーグテレビジョンで語った。

  米国債相場は小幅高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.61%。

  米財務省が実施した5年債の入札(610億ドル、約6兆6300億円)では、投資家の需要を示す応札倍率が前回入札から改善し、安心感が広がった。25日には7年債620億ドルの入札が控えている。先月の7年債入札は不調に終わり、債券相場急落の引き金となっていた。

U.S. Treasury yields erase drop as investors await auctions

  外国為替市場ではノルウェー・クローネとカナダ・ドルが堅調。スエズ運河での大型コンテナ船座礁などを受けた原油相場の反発が背景にある。ドルはその他の主要通貨に対して上昇した。  

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=108円72銭。一時は108円96銭に上昇していた。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1811ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は急反発。昨年11月以来の大幅高となった。米在庫統計でガソリン需要が強まる兆候が示され、世界経済の回復ペースに対する不安が和らいだ。スエズ運河を大型コンテナ船がふさいでいる問題は、座礁した同船を動かす作業が25日まで中断されている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は、前日比3.42ドル(5.9%)高い1バレル=61.18ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.62ドル高の64.41ドル。こちらも11月上旬以来の大幅高となった。

  ニューヨーク金市場ではスポットと先物が反発。米国債利回りの上昇に失速の兆候が出てきたことを好感した。米耐久財受注が予想外に減少したことも、逃避先資産としての金の魅力を高めた。

  金スポット価格はニューヨーク時間午後2時37分現在、前日比0.4%高い1オンス=1734.79ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、8ドル(0.5%)上げて1735.50ドルで終了した。

原題:Stocks Slump, With Tech Leading Decline; Oil Jumps: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Gain In Relief Rally After Solid 5Y Sale; 7Y Up Next(抜粋)

Commodity FX Rebounds With Oil; Dollar Pares Gains: Inside G-10(抜粋)

Oil Bounces Back as U.S. Supply Report Hints at Demand Revival(抜粋)

Gold Rises With Ebbing Yields, Economic Data Reviving Demand(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加し、相場を更新します)
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