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回復サイクル第1段階は終わり-モルガンS、初期の勝ち組推奨を撤回

  • 大き過ぎる中小型株への配分は減らすことを推奨-UBSグローバル
  • バリュー株の上昇は75%から80%終了-Tロウ・プライス

リフレに関する陶酔からより慎重な姿勢へという市場のシフトに伴い、ストラテジストらはどの取引にまだ妙味があるかを選別し始めている。

  モルガン・スタンレーのストラテジストらは24日のリポートで、金よりも銅、スイス・フランよりカナダ・ドル、大型株より小型株などを選好する「初期サイクル」の推奨を撤回した。国債のアンダーウエート比率は2%と、4%から縮小した。

  アンドルー・シーツ氏らストラテジストは「サイクルの次の段階もおおむねリスク資産に有利な状態が続くが、以前よりはそれが弱まる」との見方を示した。財政刺激策と新型コロナウイルス感染症での入院患者減少が見通しを改善させるものの、回復の勢いが増すことで拡大サイクルが短くなる可能性もあると指摘した。

  

U.S. small caps performed less well relative to broad market recently

  景気回復を見込む取引について他の警鐘も聞かれる。UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのソリタ・マルチェリ氏らストラテジストは、回復に結びついた中小型株に依然傾斜しているが、ベンチマークと「大きく乖離(かいり)しているような配分は減らすことを勧める」としている。

  また、今年の循環銘柄へのシフトと同時にバリュー株へのローテーションも進んだが、Tロウ・プライスのグローバル株式ポートフォリオマネジャー、スコット・バーグ氏によれば、バリュー株の上昇はほとんど終わっている可能性がある。

  「私の推測では75%から80%終わっている。現在は1年前にポートフォリオに加えたバリュー株を積極的に減らしている」と同氏は24日のプレゼンテーションで述べた。

原題:Morgan Stanley Strategists Call Time on Early Reopening Winners(抜粋)

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