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米民主党2議員、上院指名承認で白人・異性愛の候補者には反対へ

  • アジア・太平洋諸島系の起用増えるまで抗議のための措置
  • 現政権の閣僚は「歴史上、最も多様性がある」-バイデン氏

バイデン米政権がアジア・太平洋諸島系米国人(AAPI)の起用を増やすまで、抗議のため白人・異性愛の候補者の指名承認に反対票を投じると2人の民主党上院議員が表明した。

  上院の勢力は共和、民主とも50議席と均衡しているため、タミー・ダックワース議員(イリノイ州)とメージー・ヒロノ議員(ハワイ州)の姿勢は、バイデン大統領が指名した候補者の上院承認手続きを危うくしかねない。

  ダックワース議員は要求をホワイトハウスに22日夜に伝達し、23日に再び伝えたと説明。上院民主党とジェニファー・オマリーディロン大統領次席補佐官との電話会議で、大統領の指名候補にAAPIがいないことに懸念を示した後に今回を決定を下したという。

  ダックワース氏によると、オマリーディロン氏はインド系でもあるカマラ・ハリス副大統領を政権は誇りにしていると答えたという。これで十分だとすることは「非常に侮辱的だ」とダックワース氏は述べた。

  オマリーディロン氏の発言についてホワイトハウスにコメントを要請したが、返答はない。

  ダックワース議員はタイ生まれの元軍人。行政機関のポストにより多くのアジア系を起用するよう政権と取り組んできた。同議員は23日に記者団に対し、「それが実行されるまで、非ダイバーシティー候補者については本会議で反対票を投じる」と説明。「人種的マイノリティーやLGBTQに投票する。それ以外の候補者には賛成票を入れない」とした。ヒロノ議員もダックワース議員に同調すると表明した。

  バイデン大統領は、オハイオ州のイベントに同行した記者団から両議員の表明について質問され、自身の政権の閣僚は「歴史上、最も多様性がある」と答えた。

原題:Two Democrats Vow to Bar Biden Nominees on Diversity Concerns(抜粋)

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