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Photographer: Samsul Said/Bloomberg
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北朝鮮、巡航ミサイル2発を21日に発射-昨年7月以来の試射

更新日時
  • 米当局者は短距離システムの試験を確認、重大視しない姿勢示す
  • サリバン大統領補佐官が北朝鮮問題で日韓当局者と来週会合と当局者

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北朝鮮は巡航ミサイル2発を21日に発射した。この直前には米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官がアジアを歴訪していた。バイデン政権が米安全保障上の大きなジレンマである北朝鮮問題をどう解決するかにあらためて注目が集まっている。

  韓国国防省は24日、巡航ミサイル2発が北朝鮮・平安南道から21日午前に朝鮮半島と中国の間の黄海側に向け発射されたと発表した。これに先立ち、米当局者は23日、北朝鮮が先週末、短距離システムの試験を実施したと確認していた。ただ詳細は示さず、この行動を重大視しない姿勢を示した。

  韓国の聯合ニュースは先に、北朝鮮が21日に短距離巡航ミサイル2発を西部の沿岸沖合に向けて発射したと報じた。

北朝鮮が巡航ミサイル2発を西部の沖合に向けて発射、21日に-聯合

  複数の米当局者が記者団に明らかにしたところでは、今回の北朝鮮の行為は国連安保理決議に明確には違反せず、制裁を招くものではないという。これ以上の詳細は機密情報になるとした上で、比較的小規模なものだったと説明した。安保理決議は北朝鮮の弾道ミサイル発射を禁じているものの、巡航ミサイルについては制限していない。

  米紙ワシントン・ポストは米当局者のコメントに先立ち、北朝鮮が複数の短距離ミサイルを発射したと報じていた。北朝鮮は昨年7月に対艦巡航ミサイルを発射して以来、こうした行動は起こしていない。

北朝鮮が短距離ミサイルを発射、先週末に-ワシントン・ポスト紙

  当局者によると、バイデン政権はトランプ前政権の対北朝鮮政策を全面的に見直す作業を続けている。この取り組みの一環として、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は来週、日本と韓国の当局者と北朝鮮問題を協議する会合を開くと当局者は語った。

  バイデン米大統領はこの日、訪問先のオハイオ州で北朝鮮の試験について問われ、状況は「何も大きく変わっていない」とのみ答えた。それ以上の発言はなかった。

  加藤勝信官房長官は24日の記者会見で、北朝鮮が発射したミサイルの詳細については明言を避けた上で、「米国、韓国と緊密に連携しながら必要な情報の収集分析および警戒監視に全力を傾注していきたい」と語った。今回のミサイル発射に関して政府として北朝鮮側に抗議した事実はないという。

原題:U.S. Says North Korea Tested Short-Range Weapons System(抜粋)、North Korea Fires Cruise Missiles in First Such Test Since July

(韓国国防省の発表内容などを追加しました)
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