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イエレン財務長官、州・地方税控除上限の緩和に向け議会との協力表明

  • 控除額上限を1万ドルとする制度で納税者間に「異なる扱い」生じた
  • 高税率州の下院議員は控除上限で地元有権者の税負担が増えたと主張

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イエレン米財務長官は23日、州・地方税(SALT)控除額の上限を1万ドル(約109万円)とする制度について、上限緩和に向け議会と協力すると表明した。この制度は近年、ニューヨーク、ニュージャージー両州議員の重点分野となっている。

  イエレン長官は下院金融委員会の公聴会で発言した。トランプ前政権下の2017年の税制改革で導入されたこの制度について同長官は、納税者の間で「異なる扱い」が生じたと述べた。高税率の州から選出された下院議員は、控除上限で地元有権者の税負担が増えたと主張している。

  ジョシュ・ゴットハイマー下院議員(民主、ニュージャージー州)の質問に対し、同長官は「多くの選択肢が提示されており、この制度で生じた格差が公正かつ責任ある方法で確実に是正されるよう協力する」と語った。

  ただ具体的な計画の表明には至らなかった。1万ドルの上限を完全に撤廃し、控除を無制限とする超党派の提案があると指摘。上限を引き上げるという選択肢もあると話した。

  イエレン長官は「どんな影響があったかを検証する必要がある」とし、「この問題への対応で公正な方法を見いだすため協力する」と表明した。

原題:
Yellen Pledges to Work With Congress on Ways to Ease SALT Cap(抜粋)

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