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米新築住宅販売、2月は9カ月ぶり低水準-高価格と大寒波が響く

更新日時

2月の米新築一戸建て住宅販売は予想以上に減少し、9カ月ぶり低水準となった。価格の高止まりが住宅市場の勢いを抑えた可能性があるほか、一部地域では悪天候により客足が鈍った。

キーポイント

  • 新築住宅一戸建て販売(季節調整済み、年率換算)は前月比18.2%減の77万5000戸
    • 2013年7月以来の大幅減
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は87万戸
    • 前月は94万8000戸(速報値92万3000戸)に上方修正
Sales of new single-family homes slumped in February

  2月は悪天候が家探しを妨げた。一部地域は記録的な寒波に見舞われ、テキサスなどの州で電力供給が大きく乱れた。住宅価格が高水準にとどまる中、在庫が低く買い手の選択肢が少なくなっていることも需要を抑制した。

  パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は「金利の上昇、新型コロナウイルス懸念、そして貸し付け基準の厳格化が相まって、需要を抑圧している」とリポートで指摘。「夏季の盛り返しをなお望んでいるものの、現時点で市場は苦戦している」と分析した。

詳細

  • 販売されたものの建設がまだ始まっていない物件は減少して21万1000戸と、18年10月以来の低水準。悪天候の影響で建設が遅れた可能性がある
  • 販売価格の中央値は前年同月比5.3%上昇の34万9400ドル
  • 販売に対する在庫比率は4.8カ月(前月は3.8カ月)
  • 2月は全米4地域全てで販売が減少。中でも中西部は37.5%減と、27年ぶりの大幅減
  • 統計表

原題:U.S. New-Home Sales Plunged During Month of Inclement Weather(抜粋)

(統計の詳細を追加し更新します)
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