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コロナ禍での部下の苦しみ、上司は気付かず-従業員の41%が退職検討

  • 従業員の54%が過労、39%が疲れ切っていると回答-調査
  • 企業リーダーは「現実を把握していない」-マイクロソフトVP

世界の労働者の多くが新型コロナウイルス禍での勤務環境に苦しんでいるか、生き延びるのがやっとだと感じており、41%が年内の退職を検討していることが、米マイクロソフトが実施した調査で分かった。これに対し、大部分の企業リーダーは「好調」だと回答している。

  22日に公表されたマイクロソフトのワーク・トレンド指数によると、在宅勤務の柔軟性が高まったことを反映し、今年転居を計画しているとの回答は46%に上った。マイクロソフトは31カ国のさまざまな企業に勤務する3万人を対象に調査を実施するとともに、同社のソフトウエア「365」やリンクトインのネットワークから、労働や生産性に関する多数のデータを活用した。

  調査では、燃え尽き症候群が広がっていることが分かった。従業員の54%が過労を訴え、39%が疲れ切っていると回答した。しかし、こうしたコロナ禍でリモートワークを行っている従業員の苦しみは、マネジャーや企業リーダーに見落とされている。マネジャーと企業リーダーは、過半数が好調だと回答した唯一のグループだった。

  18-25歳の「Z世代」の労働者は特に悪い状況にある。キャリア初期の段階にあり、独身である確率が高いため、孤立感が強いと研究者らは分析した。好調だと回答したリーダーの大部分は男性で、女性やフロントライン労働者、新入社員は状況が厳しいことも分かった。

  マイクロソフトのバイスプレジデント、ジャレッド・スパタロウ氏は「リーダーは現実を把握していない」と指摘。「61%が好調だと答えている。これは平均的な労働者より23ポイント高く、断絶がある。それなのに『今は最高だ!』と言っているようなものだ」と指摘した。

EMBARGOED MARCH 22 0600 PST

大部分の企業リーダーが「好調」だと回答

出典: マイクロソフト

原題:
Clueless Bosses Fail to See Workers Are Struggling, Seeking Exit(抜粋)

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