コンテンツにスキップする

マンハッタンの高級住宅購入契約、パンデミック前を上回るペース

  • 値引きに加え、ロックダウン後の都市再開を楽観する見方が追い風
  • 年初からの合計は343件と前年同期の215件から約60%増加

米ニューヨーク市マンハッタンの高級住宅の購入契約が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前を上回るペースとなっている。値引きに加え、ロックダウン(都市封鎖)から1年となる都市再開を楽観する見方が追い風だ。

  不動産仲介会社オルシャン・リアルティの22日のリポートによると、先週は400万ドル(約4億3500万円)以上の物件の契約件数が41件で、年初からの合計が343件に達した。前年同期の215件からは約60%の増加となる。

  新型コロナの感染拡大に伴う昨年3月22日のロックダウンでほぼ停止状態になったが、ここ7週間は連続して30件以上の高級物件の契約があり、これはオルシャンが統計を開始した2006年以降で最長記録だ。

  マンハッタンの高級住宅市場は、過去のディールを支えた海外投資家はほとんど戻っていないが、回復の兆しが見られる。ワクチン接種の進展が文化イベントやナイトライフの回復期待を後押しし、価格が高ければ消極的だったはずの買い手を値引きで売り手が呼び込んでいる。

  ドナ・オルシャン社長によると、先週成約した最大の物件はグリニッチビレッジのタウンハウスで直近の希望売却価格は2250万ドル。16年当時の同価格は3495万ドルだったという。

原題:Manhattan Luxury Home Contracts Topping Their Pre-Pandemic Pace(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE