コンテンツにスキップする

ドイツ、今年の借り入れ31兆円に-コロナ対応で当初計画に上積み

  • ショルツ財務相が今週、2021年補正予算と22年の支出案を提出する
  • 基本法が定める連邦債務制限について3年連続停止を提案へ-高官

ドイツは今年の借り入れを2402億ユーロ(約31兆円)とする方針だ。当初の計画を約600億ユーロ上回る規模で、新型コロナウイルス禍の影響を緩和する狙いがある。

  同国は新型コロナ感染再拡大への対応を迫られる中、多額の財政出動が継続する見通し。ショルツ財務相は24日に2021年補正予算と22年支出案を提出する際に、基本法(憲法)が定める連邦債務制限について3年連続の停止を提案する見通しだという。政府高官2人が規則に基づき匿名を条件に語った。

  同高官によると、社会民主党(SPD)の次期首相候補として9月の総選挙を迎えるショルツ氏は、来年の純借り入れを815億ユーロとすることを目指している。これに基づくと、今年と来年の借り入れは計3200億ユーロ余りに達する見通し。 

  連邦債務の制限は緊急時を除き純借り入れが国内総生産(GDP)の0.35%を超えないようにするものだが、今年の借り入れが2402億ユーロとなれば、GDP比で約7%に相当する。

Debt Race

Germany's debt has jumped but is still lower than other G-7 countries

Source: German Finance Ministry

  高官2人によれば、今年の債務残高はGDP比で約75%に膨らむ見込み。25年までの中期資金調達計画では23年以降に債務上限復活を想定しているという。

関連記事
ドイツ、均衡財政2年連続棚上げ-来年は962億ユーロ新規借入れ計画

原題:Germany to Ramp Up Borrowing With 2021 Debt of $286 Billion (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE