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【新型コロナ】独が復活祭に都市封鎖-ワクチン格差拡大とWHO警告

更新日時
  • 米当局者が懸念、J&Jワクチン納入公約の履行巡り-ポリティコ
  • 世界の感染拡大抑制の取り組みは停滞の兆候

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世界の1日当たりの死者と新規感染者は若干増えており、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する取り組みは停滞の兆候を示している。英米の死者数の増加ペースが鈍化しているのに対し、インドや東欧では再び加速しつつある。ブラジルは引き続き感染の中心地となっており、累計感染者数が1200万人を超えた。

  世界保健機関(WHO)は欧州の感染拡大について、感染状況の把握が不十分なことやワクチン不足、コロナ疲れが原因だと指摘した。テドロス事務局長は独自にワクチンを調達している富裕国と、ワクチン共同購入の国際的枠組み「COVAXファシリティー」を通じて入手を図る貧困国の格差は「おぞましい」ほどであり、さらに広がっていると指摘した。

  ドイツのメルケル首相と州首相らは、新型コロナウイルスの「第3波」急拡大に対処するためイースター(復活祭)期間中に厳格なロックダウン(都市封鎖)を実施することで合意した。全ての店舗が4月1日から5日間閉鎖される。食料品店は4月3日のみ営業する。国民は外出自粛を求められ、集まりは2つの世帯まで、人数は5人までに制限される。

メルケル独首相、復活祭期間中の厳格なロックダウンで州首相らと合意

  メルケル首相と国内16州のトップはロックダウンを4月18日まで延長することに合意した。事情に詳しい関係者が匿名で明らかにした。同国では過去1カ月で、新規感染者の増加ペースがほぼ倍増した。

  バイデン米政権当局者はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が3月末までに新型コロナワクチン2000万回分を納入するとの公約を守れないのではないかとの懸念を強めている。米ニュースサイトのポリティコが政府高官3人を引用して報じた。

米当局者が懸念、J&Jワクチン納入公約の履行巡り-ポリティコ

  韓国の文在寅大統領は英アストラゼネカ製ワクチンを接種した。

  欧州連合(EU)首脳は、オランダのワクチン工場の製造分を共有することでアストラ製ワクチンの供給を巡る英国と対立する事態の打開を目指している。

  米ニューヨーク州は新型コロナワクチン接種の対象年齢をこれまでの60歳以上から50歳以上に広げる。

  アストラ製ワクチンは、米国での臨床試験第3相で有効性79%との結果が示された。

アストラゼネカの米コロナワクチン臨床試験第3相、有効性79%

Resurgent Outbreak

Germany's coronavirus spread has accelerated in recent days

Source: Robert Koch Institute

  市民向けに大規模なワクチン接種が始まって3カ月余りとなったロシアでは、プーチン大統領が23日に接種する予定だと語った。

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」のデータから、同ワクチンは「かなりの有効性がある」との確信を得たと述べた。

ファウチ氏、ロシア製ワクチンは「かなり有効性がある」ようだ

原題:German Lockdown; WHO Warns on Vaccine Disparity: Virus Update、(抜粋)

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