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ヘッジファンド、ドル強気に転じる-昨年11月以来初めて

  • 米国債利回りがコロナ前の水準に上昇、ドル安見通しの維持断念
  • 「一段のドルのショートカバ-を予想している」-RBCのタン氏

ドルをショート(売り持ち)にしていたヘッジファンドが降参し、昨年11月以来初めて強気に転じた。米国債利回りが新型コロナウイルス流行前の水準まで上昇し、ドル安見通しの維持を断念した。

  ブルームバーグが集計した7つの主要通貨についての商品先物取引委員会のデータによると、レバレッジドファンドは16日までの週に、ドルのロング(買い持ち)ポジションを2414枚に増やした。前週は6万2781枚のショートだった。円とユーロについての弱気ポジションは積み増し、ニュージーランド・ドルについては強気から弱気に転じた。

  RBCキャピタル・マーケッツのアジア為替戦略責任者、アルビン・T・タン氏は「ここ数カ月は債券市場が米ドルを動かしてきたが、その傾向が強まっているようだ。一段のドルのショートカバーを予想している」と述べた。

Leveraged funds turned net buyers of greenback for first time since November

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は年初来で2%近く上昇。10年物米国債利回りは先週、2020年1月以来の高水準となる1.75%に達した。

  また、ナショナル・オーストラリア銀行の為替ストラテジスト、ロドリゴ・キャトリル氏は、英ポンドと資源国通貨は今年ドルに対して上昇してきたが、「ワクチン供給に疑問符が付いたり商品が値下がりすれば、下押し圧力となるだろう」と指摘した。

原題:
Hedge Funds Turn Bullish on Dollar for First Time Since November(抜粋)

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