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LINEの個人情報保護不備で影響、ZHD株8カ月ぶり安値(訂正)

訂正済み

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LINEの個人情報保護で不備が発覚し、使用を停止する省庁や自治体が出るなど影響が広がり始めた。22日に開催予定だった法人向けのイベントも中止となる中、親会社のZホールディングス(ZHD)の株価はおよそ8カ月ぶりの安値を付けた。

  LINEは先週17日、無料通話アプリの個人情報がユーザーに十分な説明がないまま中国関連企業からアクセスできる状態にあったと発表した。外部有識者で構成したデータガバナンスを検証する特別委員会を設置し、23日午後4時半から1回目の会合を開く。今後も複数回開催し、グローバル拠点における日本国内のデータアクセスを検証、結果を順次公表する。

Line Corp. CEO Takeshi Idezawa Presents Full-year Earnings Figures

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  武田良太総務相は19日の会見で、採用活動や意見募集、利用者への問い合わせ対応で総務省が利用しているLINEの運用を停止する予定と発表。職員に対してもLINEをはじめとした外部サービスで業務上の情報を取り扱わないよう注意喚起したという。

  千葉県は19日、「中高生の悩み相談」など開設済みまたは開設を予定するアカウント6件のうちの4件について、LINEの調査結果が判明するまで利用を一時停止すると発表した。

  総務省では全国の自治体に対し、26日までに利用状況を報告するよう求めている。LINEに対しては既に、ユーザーの利用者情報の管理状況などについて電気通信事業法の規定に基づき報告を求めた。提出期限は4月19日。

  22日に開催予定だったソフトバンクとLINEの法人向けオンラインイベントは、一連の問題に最優先で対応するため、中止となった。ソフトバンクグループは1日、ZHDとLINEの経営統合を完了し、新体制をスタートさせたばかりだった。

  22日の日本株市場でZHD株は一時前週末比2.9%安の564円と4営業日続落し、昨年7月31日以来の安値水準となった。

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(22日配信の記事で千葉県の利用停止にかかる記述を訂正します)
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