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中国人民銀の貨幣政策委員に蔡昉、王一鳴両氏-リスク抑制に軸足の中

  • 2018年から委員を務めてきた劉偉、馬駿両氏は退任へ
  • 人民銀は金融リスク低減と成長支援の両立目指す

中国政府は20日、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会委員の指名を巡り蔡昉、王一鳴両氏の就任を承認すると発表した。金融当局は新型コロナウイルス禍に対応する刺激策から金融リスク抑制に政策の軸足を移しつつある。

  国務院の声明によれば、中国社会科学院の著名エコノミスト、蔡氏と国務院発展研究センターの副主任を務めていた王氏が貨幣政策委に加わる。一方、2018年から同委員を務めてきた劉偉、馬駿両氏は退任すると国営メディアが報じた。学識者枠の委員任期は3年との慣例があり、それに従う。残り1枠の劉世錦委員は留任する。

  中国では債務急増や資産バブルのリスクが懸念され、人民銀はコロナ対応の金融刺激策からの正常化に備えている。金融リスク低減と成長率支援の両立を目指す構えで、易綱総裁は北京で21日開かれたフォーラム「中国発展高層論壇」でも、この方針をあらためて示した。

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原題:
China Picks New Central Bank Policy Makers as It Focuses on Risk(抜粋)

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