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宮城で震度5強、ソニー多賀城工場や東北電の火力発電所が停止

更新日時
  • マグニチュード6.9、福島県や岩手県で震度5弱を観測
  • 東北新幹線の東京-盛岡駅間の上下線で運行を見合わせ

20日午後6時9分ごろ宮城県沖で地震があり、宮城県で震度5強を観測した。気象庁によれば、震源の深さは59キロメートル、地震の規模(マグニチュード)は6.9だった。

  福島県や岩手県で震度5弱、東京23区でも震度3を観測している。津波注意報が発令されたが、午後7時30分に解除された。気象庁は当初、速報値としてマグニチュード7.2、震源の深さを約60キロメートルとしていたが、その後修正した。

  共同通信によれば、政府は官邸連絡室を設置している。原子力規制庁は電子メールで、各地の原子力施設の異常情報は入っていないと発表した。

  東北電力広報担当の備前暁氏は、同社の女川原発で異常は確認されていないと述べた。東北電の新仙台火力発電所の液化天然ガス(LNG)を燃料とする3-1号機(出力52万3000キロワット)が地震により自動停止したという。設備への影響については確認中とした。同社管内では地震後に宮城県栗原市の約200戸で停電が発生していたが、その後復旧。

  東京電力ホールディングスのウェブサイトによると、福島第一、第二原発で状況を確認しているが、放射線量を測定するモニタリングポストに異常は確認されていない。同社の広報担当からは現時点でコメントは得られていない。日本原子力発電の広報担当の甲斐下晋一氏は電話取材で、同社の東海第二原発では今のところ異常は確認されていないと述べた。

  ソニー広報担当の飯田高志氏は電話取材で、記録メディア製品などを製造する多賀城工場(宮城県多賀城市)について、社員の安全確保のため操業を停止したと述べた。人的、物的被害はなく、21日に状況を確認して稼働再開の判断をするという。

  JR東日本によると、午後10時40分現在、東北新幹線が東京-盛岡駅間の上下線で、山形新幹線が東京ー福島駅間の上下線で運転を見合わせており、運転再開は午後10時30分ごろを見込んでいる。山形新幹線では福島ー新庄駅間も上下線で運転を見合わせており、運転再開の見込みは立っていないとしている。

  秋田新幹線では盛岡-秋田駅間で上下線の運行に遅れが発生している。上越、北陸新幹線については通常通り運行をしているという。

(更新前の記事は宮城県の震度を訂正済みです)

(ソニーの工場停止や、気象庁の地震規模更新などを踏まえて記事を更新します)
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