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1981年に始まった米国債の強気相場が終了-ピークから20%余り下げる

1981年に始まった米長期国債の強気相場が終わった。98年のヘッジファンド、ロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)経営破綻や2000年代初めのドットコム・バブルとその崩壊、世界的な金融危機、米国債格付けの最上位からの引き下げにも耐えた強気相場だが、新型コロナウイルス禍の影響には勝てなかった。

  年限10年以上の米国債をカバーするブルームバーグ・バークレイズ米長期債トータル・リターン指数は2020年3月に付けたピークから22%低下し、少なくともこの指数に基づけば弱気相場に入った。

  同指数は1981年9月から2020年3月までに4562%上昇。この間、ピークから20%を超える調整は一度もなかったが、ついにその記録が今月打ち切られた。

  ブラックロックのグローバル債券担当最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏は「われわれはまさに債券市場の歴史の節目に立ち会うところだ」とツイートした。

  新型コロナ禍がもたらした経済的打撃に対応するため、米政府が国債発行を増やす中にあって、投資家はその売却に動いている。バイデン大統領が推進した1兆9000億ドル(約207兆円)の財政刺激策の成立や新型コロナワクチンの接種進展で、経済成長やインフレを巡る見通しが改善し、債券相場をさらに圧迫している。

The peak-to-trough decline in long-term bond returns is the biggest on record

原題:
Treasuries Bull Market That Began in 1981 Has Finally Ended(抜粋)

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