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きょうの国内市況(3月19日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX上昇転換、日銀ETF購入方針変更で-日経平均は下げ拡大

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  東京株式相場は午後にTOPIXが上昇に転じた。9日続伸となりバブル後の戻り高値を再び更新した。日本銀行が金融政策決定会合で上場投資信託(ETF)の買い入れをTOPIX型のみに変更することを決め、銀行をはじめ幅広い銘柄に買い注文が先行した。米長期金利上昇や原油高で下落していた日経平均株価は対照的に午後に下げ幅を拡大した。

  • TOPIXの終値は前日比3.70ポイント(0.2%)高の2012.21
  • 日経平均株価は424円70銭(1.4%)安の2万9792円05銭

  金融政策決定会合を終えた日銀は午後、ETF買い入れについて「今後、指数の構成銘柄が最も多いTOPIXに連動するもののみ買い入れることとする」と発表した。また買い入れ額について年間約12兆円の上限を感染症収束後も継続するとしたが、約6兆円の原則については削除した。

  これを受けて午後にTOPIXの水準が切り上がった。逆に日経平均株価の寄与度の高い銘柄に売りが大きく膨らみ、ファーストリテイリングは一時6.8%安と昨年8月以来の日中下落率となった。

  SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリストは、日経平均は一部銘柄に偏る問題点が前から指摘されており「日銀が買うことによりゆがみを大きくしていた」と指摘。その上で「今の水準であれば気にする必要はなく、TOPIXのほうが市場に合った買い入れ割合になる」と述べた。

●長期金利は上昇、日銀は変動幅を小幅拡大-影響は限定的との声

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  長期金利は上昇。日本銀行が長期金利の許容変動幅を拡大したことを受けて売りが優勢となった。ただ、変動幅の拡大が小幅にとどまったことから債券相場への影響は限定的との声も出ていた。  

  • 新発10年債利回りは前日比1.5bp高い0.115%。一時0.12%まで上昇
  • 長期国債先物6月物の終値は15銭安の150円98銭。日銀の会合結果を受けてプラスに浮上した後、すぐに下落に転じ、一時24銭安の150円89銭まで下落した

  東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは変動幅の拡大に対し「ネガティブに反応する必要はない」と指摘。日銀は連続指し値オペ制度を導入することで「長期金利のキャップ(上限)を印象づけたかったのだろう」と述べ、長期金利は今後も0.25%に届かない可能性が高いとみる。

●ドル・円は小幅安、日銀会合後上昇も米金利低下が重し-108円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。日本銀行が発表した長期金利の変動許容幅拡大は予想範囲内にとどまった一方、金利上昇を抑える国債買い入れ手段の新設をハト派的と見る向きもあり、一時109円台前半まで上昇。その後は米長期金利の低下などを背景に下落に転じた。

  • ドル・円は午後3時40分現在、前日比0.1%安の1ドル=108円78銭。日銀の政策発表後に一時0.2%高の109円13銭まで上昇、その後0.1%安の108円76銭まで下落

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • 日銀会合後に円安に振れたが、発表内容はほぼ事前報道通りで、結果的に上にも下にも動きにくい内容だった
  • ドル・円が午後に一時下げに転じたのは米長期金利の低下が主因。上昇トレンドが終わったわけではないが、前日に急上昇した後の調整が入ったとみられる
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