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ソフトバンクG出資の滴滴出行、IPO計画の前倒しも-関係者

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  • 約6兆7500億円を上回るバリュエーションを目指している
  • 滴滴出行は上場先をまだ最終的に決めていない

ソフトバンクグループが出資し中国で配車サービスを展開する滴滴出行は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後に来る事業活動の持ち直しをにらみ、予定する新規株式公開(IPO)の計画を加速させ、早ければ4-6月(第2四半期)に前倒しする方向で動いている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  内部情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、滴滴出行は直近の資金調達ラウンドで得た企業価値の評価(620億ドル=約6兆7500億円)を上回るバリュエーションを目指している。当初は今年後半のIPO実施を目標としていたが、中国で感染拡大が抑制され、配車ビジネスが回復する状況を受けて計画を早めることにした。

  香港での大型IPOでは一般的に株式の15%を公開することを踏まえると、滴滴出行のIPO規模は90億ドル程度となる可能性がある。関係者の1人によると、滴滴出行は上場先をまだ最終的に決めていない。同社の計画は暫定的で、時期は協議次第で依然としてずれ込む可能性もあるという。

  滴滴出行は「市場の観測にはコメントしない。確定したIPO計画やスケジュールはない」と資料で説明した。

原題:Didi Is Said to Accelerate IPO Plans as Business Rebounds(抜粋)

(3段落目以降を追加して更新します。更新前の記事で2段落目で「バリュエーション」に訂正済みです)
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