コンテンツにスキップする

プライマリーディーラーの米国債保有、2週間で800億ドル強減少

  • 補完的レバレッジ比率緩和措置が3月末に切れるか見極める前に処分
  • 3月10日終了週は161億ドル、前週は647億ドルそれぞれ減少-FRB

ディーラーは米国債市場に恩恵をもたらす「補完的レバレッジ比率(SLR)」条件緩和措置が3月末に切れるかどうか見極めるまで、手をこまぬいているわけではない。むしろ一斉に米国債を処分していることが米連邦準備制度理事会(FRB)の18日の公表データで分かった。

  それによると、プライマリーディーラーの米国債保有残高は3月10日終了週に161億ドル(約1兆7500億円)減少。前週には647億ドル減と、過去最大の落ち込みを記録していた。プライマリーディーラーの保有残高は2018年10月以来の低水準に沈んだ。

Primary dealer Treasury positions continue to get chopped ahead of March 31

  FRBは昨年4月にコロナ危機対応策の一環として、金融機関保有の米国債と準備預金をSLRの算出から除外することを3月末までの時限措置として認めており、銀行はより多くの米国債を購入してバランスシートを拡大できていた。

関連記事

原題:
Dealers Have Shed Over $80 Billion in Treasuries in Two Weeks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE