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テクノロジー株指数、年初来マイナスに再び転落-回復力の弱さ鮮明に

  • ナスダック100指数は3.1%下落、3週間ぶり大幅安-18日の取引
  • フロスが取り除かれ、長期的には若干の上昇余地とストラテジスト

インフレ懸念を背景にテクノロジー株が苦境にある。

  ナスダック100指数は18日に3.1%下落し、年初来の騰落率がマイナスに転じた。今年に入ってからの上昇分が帳消しになるのは、わずか2週間で2回目だ。今月の早い段階では、米国債利回り上昇に伴い2月の高値から一時11%下げ、1兆7000億ドル(約185兆円)余りの価値が失われた。

  構成銘柄のうち値上がりはわずか3銘柄で、99銘柄が値下がりし、幅広く売られる展開となった。

  ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「今回の急落は愉快ではないが、懸念される水準からは程遠い。バリュエーションはかなりしっかりしており、セクターは昨年3月以降好調が続き、この下げでフロス(泡)がある程度取り除かれる。長期的には若干のさらなる上昇余地がある」と分析した。

Nasdaq 100 Index erases all 2021 gains yet again

  ナスダック100指数はこの日、最近の下げから完全に回復できるかの判断で一部のチャート分析専門家が注目していた水準を2度試したが上抜けできず、その後売りが加速した。

  同指数は昨年48%上昇。低金利に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)の下でオンラインショッピングが選好され、デジタル化が進展したことを受け、ハイテク株は勝ち組となった。だが今年に入ると、債券利回り上昇で高成長銘柄の魅力が低下し、テクノロジー株のセンチメントは後退しつつある。

原題:
Tech Recovery Proved Fragile With Index Down Again For Year (1)(抜粋)

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