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ドイツ銀とコメルツ銀、グリーンシル銀行の預金者補償で負担の見込み

  • 預金保険基金補填のため拠出を迫られるだろう-コメルツ銀CEO
  • ドイツ連邦金融監督庁がグリーンシル銀の破綻処理を決定

グリーンシル銀行の破綻処理はドイツ銀行とコメルツ銀行に、今後数年間の負担を強いることになる見込みだ。

  ドイツの銀行1位と2位の両行が、グリーンシル銀預金者への補償で目減りする預金保険基金を補塡(ほてん)するため最大の拠出を迫られるだろうと、コメルツ銀のマンフレッド・クノッフ最高経営責任者(CEO)が16日遅くの電話会議で述べた。同CEOによれば、両行とイタリアのウニクレディトのドイツ部門HVBは預金保険基金への最大の拠出者。

グリーンシル銀行を破綻処理、独当局決定-預金者補償で他行にも負担

  ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)は16日、預金保険基金がグリーンシル銀預金者に補償しなければならないと決定した。同行の親会社、グリーンシル・キャピタルは今月破綻した。ドイツ銀とコメルツ銀はグリーンシルへの直接のエクスポージャーはないとしているが、預金保険を通じて悪影響を被ることになる。

  ドイツ銀とHVBの広報担当者はコメントを控えた。

  グリーンシル銀には預金保険で保証された預金が約30億ユーロ(約3900億円)あり、その3分の1程度を加入が義務付けられている預金保険基金が支払い、残りを任意の預金保険基金が支払うと、事情に詳しい関係者が述べていた。

  銀行による基金への追加拠出額はグリーンシル銀行からの資金の回収率によって変わるが、過去の平均的な回収率は50%余りだと関係者1人が述べた。任意の基金は今回の回収率はそれよりも低いと見込んでいるが、グリーンシル・キャピタル関連の信用保険を提供していた東京海上ホールディングスがどの程度の保険金支払いに合意するかにもよると、別の関係者が話した。

ヘッジファンドがクレディS空売り、グリーンシル絡み-東京海上も

原題:
Deutsche Bank, Commerzbank Face Collateral Damage From Greensill(抜粋)

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