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ブラックロック、人権や生物多様性でサステナブル基準要求-投資先に

  • 生物多様性や森林破壊、水に関する指針を投資先企業に強く迫る方針
  • 行動を怠る取締役の選任に反対することもあり得るとブラックロック

世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは、気候変動を巡るこれまでの踏みこんだ要求に加え、人権や生物多様性、森林破壊、水に関する指針を投資先の企業に強く迫る方針だ。

  ブラックロックは18日公表したスチュワードシップ活動報告で、人権侵害防止に対応する姿勢を明確に示し、履行状況の「しっかりとした」情報開示を行うよう投資先の企業に求めていくことを明らかにした。大気や水、土壌、鉱物資源、森林について持続的慣行の採用状況も説明するよう要求する。

  これらの問題への経営陣のアプローチを監督する取締役会の役割の説明も求め、行動を怠る取締役の選任に反対する可能性もあるとした。

  ローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は昨年、サステナビリティー(持続可能性)を同社の投資哲学の中心に置くと表明。ブラックロックはスチュワードシップ活動報告で、「天然資源の利用に関するリスクの有効な監視を怠る企業は、規制リスクや評判を損なうリスク、オペレーショナルリスクに起因する悪影響に直面しかねない」と指摘した。

原題:BlackRock to Press Companies on Human Rights and Nature(抜粋)

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