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三井住友F、ABNアムロと交渉-商品貿易金融のローン取得で

更新日時
  • 償還期限が年末より先の長期ローン債権を取得する可能性がある
  • ABNアムロが商品貿易金融業務からの撤退を早める意味合いも

三井住友フィナンシャルグループは、オランダの銀行ABNアムロから商品貿易金融のローン債権ポートフォリオを買い取る交渉を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、償還期限が年末より先の長期ローン債権を取得する可能性がある。ABNアムロには、予定する商品貿易金融業務からの撤退前倒しの意味合いもありそうだ。

  関係者によれば、協議は継続中であり、最終合意には達していない。三井住友とABNアムロは、交渉に関するコメントをいずれも控えている。

  ABNアムロはかつてコモディティーファイナンス分野で中心的存在だったが、一連の不祥事で損失が重なったことを受け、関連業務から撤退する方針を昨年公表し、既存のローン債権を3-4年で段階的に圧縮するとしていた。

  フランスの銀行BNPパリバがジュネーブの拠点を閉鎖し、ソシエテ・ジェネラルもシンガポールの商品貿易金融部門を閉じると発表するなど、欧州の金融機関の間で撤退や業務縮小の動きが続いており、三井住友による融資継承は、商品取引業者にとって資金調達機会の確保につながる。  

原題:Japan’s Sumitomo Said In Talks to Buy ABN Amro’s Commodity Loans(抜粋)

(欧州銀の商品貿易金融縮小の動きを追加して更新します)
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