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アリババがテンセント「微信」でサービス展開へ、当局に譲歩-関係者

  • 「淘宝特価版」ミニアプリをテンセントの微信に提供する計画
  • 独禁当局はインターネット企業規制を最優先課題の1つとして掲げる

中国の電子商取引最大手アリババグループはインターネット上の独占的慣行を取り締まる当局に譲歩する形で、同社の特売サービスを競合企業テンセント・ホールディングス(騰訊)のメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」でも展開する計画だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  アリババとテンセントは互いに相手側のサービスを自社のプラットフォームから排除してきたが、アリババは同社の特売サービスに特化したアプリ「淘宝特価版」の「ミニアプリ」をテンセントの微信に提供する計画で、すでに一部の売り手に参加を呼び掛けている。公に話す権限がないとして関係者が匿名を条件に語った。ミニアプリは配車やオンラインショッピング、決済などが一括して可能ないわゆる「スーパーアプリ」内で利用される。

  ユーザー数が10億人を超えるスーパーアプリ、微信を通じた販売は、「微信支付(ウィーチャットペイ)」経由の決済を売り手が受け入れることができるようになることを意味する。アリババの電子市場では微信支付は使えなかった。

  テンセント側が淘宝特価版ミニアプリの採用を認めるかどうかは不明。アリババとテンセントの担当者にコメントを求めたがすぐに返答はなかった。

  独占禁止法を管轄する中国当局は最優先課題の1つとしてインターネット企業の規制を掲げている。

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原題:Alibaba To Open Up Deals App in Concession To Antitrust Campaign(抜粋)

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