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ブラジル中銀、政策金利を2.75%に引き上げ-追加利上げも示唆

更新日時
  • 0.75ポイント利上げ予想1人だけ、大半は0.5ポイント見込む-調査
  • 5月会合で0.75ポイント追加利上げ示唆、物価で大きな変化なければ

ブラジル中央銀行は17日、政策金利を0.75ポイント引き上げ2.75%とすることを決定し、次回会合での追加利上げも示唆した。ブラジルは新型コロナウイルスの影響で経済状態が悪化しているが、当局はインフレ率が目標を上回る中で物価抑制を急いでいる。

  ブルームバーグのアナリスト42人を対象とした調査で0.75ポイントの利上げ予想は1人だけだった。大半は0.5ポイントを見込んでいた。2015年以来の利上げとなり、ロベルト・カンポス・ネト総裁のインフレと闘う姿勢が浮き彫りになった形だ。

Annual inflation and 2021 consumer price forecasts above 3.75% target

  中銀政策委員会は「インフレ見通しやリスクバランスに大きな変化がない限り」、5月の会合で0.75ポイントの追加利上げを実施するとの見通しを示した。

  政策委は声明で、「足元の状況を踏まえると、異例の刺激策は実施できなくなったと判断している」とし、従って「異例の規模の金融刺激策を縮小することで部分的な正常化のプロセスを開始することを決めた」と説明した。

  ブラジル地理統計資料院(IBGE)によると、2月の拡大消費者物価指数(IPCA)は前年同月比5.2%上昇と、4年ぶりの高い伸びを記録。今年の目標(3.75%)も上回った。通貨レアルは今年に入り約7%下落し、輸入物価の上昇を通じて消費者物価を押し上げている。

  ゴールドマン・サックス・グループの中南米担当チーフエコノミスト、アルベルト・ラモス氏は今回の措置について「大胆な動きだった」とした上で、「ブラジル中銀はかなり緩やかなペースの正常化戦略を選ぶことに価値を見いだしていない」と指摘した。

原題:Brazil Lifts Key Rate Faster Than Expected to Tame Inflation (2)Brazil Central Bank Head Goes All-In With Bold Rate Hike Plan(抜粋)

(5段落目以降にエコノミストのコメントなどを追加して更新します)
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