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東レ、自動車向けの一部ナイロン製品で顧客に供給免責求める

  • 取引先の車部品メーカーに「不可抗力」宣言-米寒波で原料調達支障
  • コロナ禍や寒波、半導体不足で車のサプライチェーンに混乱広がる

東レは17日、主に自動車のエアバッグに使われる「ナイロン66」繊維の供給について、契約上の義務の不履行に対する免責を顧客に求める「フォース・マジュール(不可抗力条項)」を宣言していることを明らかにした。

Toray Industries Inc. President Akihiro Nikkaku News Conference On Data Falsification

東レのロゴ(都内、2017年11月28日)

  米国を襲った寒波の影響で、ナイロン66繊維の原料を供給する複数の化学品メーカーが、自然災害など不可抗力な要因を理由に製品の供給ができないことへの免責を求めるフォースマジュールを宣言したことを受け、東レも3月上旬に同様の宣言をした。同社の広報担当の松村俊紀氏が明らかにした。どのエアバッグメーカーに納入しているかについてはコメントを控えた。

  新型コロナウイルス感染拡大や世界的な半導体不足の影響、米国での記録的な寒波の影響など様々な要因で自動車のサプライチェーン(部品供給網)に混乱が広がっている。工場停止や生産調整に追い込まれる自動車メーカーも出ており、ナイロン不足が追い打ちをかける可能性もある。

トヨタとホンダ、北米で生産調整へ-部品供給に複合的な問題 (1)

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