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TOPIX8日続伸、FOMC通過で安心感-日経平均も3万円台回復

更新日時
  • 日銀、ETF買い入れは年6兆円とする目安をなくす見通し-日経
  • FOMC、ゼロ付近の金利維持を引き続き予想-物価急伸は短期間

18日の東京株式相場はTOPIXが8日続伸となり2000ポイントの節目を上回った。米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策維持となった安心感が支えとなった。銀行や証券などの金融や自動車などが買われた。あすの金融決定会合で日銀がETF買い入れで年6兆円とする目安をなくす見通しと伝わり、一時上げ幅を縮小する局面もあった。

  • TOPIXの終値は前日比24.48ポイント(1.2%)高の2008.51
    • 1991年4月18日以来の高値水準
  • 日経平均株価は302円42銭(1%)高の3万0216円75銭

〈きょうのポイント〉

  • 日銀が長期金利変動幅を拡大へ、上下0.25%程度とする方向-報道
    • ETF買い入れは年6兆円とする目安をなくす見通し
  • FOMC、ゼロ付近の金利維持を引き続き予想-物価急伸は短期間
  • 首都圏の緊急事態宣言、21日で解除の方針-菅首相

  日銀が長期金利の変動幅を拡大するとの報道を受け、東証33業種では午後になって銀行や証券・商品先物取引、保険など金利上昇メリット業種への買いが膨らんで上昇率上位となった。

  JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは報道後の伸び悩みについて、日銀によるETF買い入れペースが鈍化することによる需給面での懸念が高まったと話した。

  一方でETF買い入れ政策の変更についてはある程度織り込まれてきていたので、サプライズではなく下げは限定的という印象としている。世界景気の回復や米金利上昇に伴って海外投資家の日本株買い入れ意欲が引き続き強いことも下げ幅が限定的であることの理由とみていた。

  野村証券の伊藤高志シニアストラテジストは、米FOMCは金融政策を明示的に変更することはなく、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は物価上昇は一時的と新たな見通しに整合性のある発言をしていることから「イベント通過の安心感が広がる」と話していた。

  • 東証33業種では銀行、証券・商品先物、保険、ゴム製品、輸送用機器が上昇率上位
  • 陸運や不動産は下落
2000ポイント台を回復
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