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「インフレと政策転換巡る不安は尚早」-ブラックロックとロンバー

  • 社債購入の好機、中国とインドの期間が長めの社債をロンバーは選好
  • 物価上昇トレンドは「一時的」となる公算が大きいとブラックロック

インフレの持続的な高進や政策による支援の終了を見込む市場の予想は見当違いであり、社債購入の好機が生じているとブラックロックとロンバー・オディエが指摘した。

  ロンバーのアジア・クレジット責任者ディラジ・バジャジ氏によれば、成長は上向きつつあるが価格上昇が一時的となる可能性が高い状況で、中国とインドの期間が長めの社債を同社は選好。ブラックロックは、ハイイールド社債と中国の証券を選好しているとアジア・クレジット責任者ニーラジ・セス氏(シンガポール在勤)が明らかにした。

  セス氏は「インフレ懸念、さらに重要なのは米金融当局の政策転換を巡る不安が時期尚早ということだ」と主張し、経済再開に伴い目先の物価上昇は加速するかもしれないが、このトレンドは「一時的」となる公算が大きいとインタビューで語った。

Credit has outperformed U.S. bond returns over the past year

  セス氏とバジャジ氏にとって、最近の相場急落やインフレの長期見通しは、保有資産を積み増す好機を意味する。 バジャジ氏は、社債が今や割安になっているとの見方を示す。

  クレジットは「間違いなく年初から魅力が増している」とした上で、「購入拡大かデュレーションを長くすることが最も合理的だ」と同氏は分析した。

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原題:
BlackRock, Lombard Say Calls for Faster Inflation Are Premature(抜粋)

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