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ウーバー、英国の運転手7万人を従業員に変更-英最高裁判断受け

  • 運転手に休日手当や最低賃金、年金給付などの権利を付与
  • 英国でのウーバーのビジネスモデルに大きな変化

配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズは英国の運転手7万人全員の扱いを従業員に変更し、最低賃金や休日手当などの権利を付与する方針だ。英最高裁判所が先月、運転手を同社の従業員と認める判断を示したことを受けた措置。

ウーバー運転手は「従業員」、英最高裁が判断-ギグエコノミーに打撃

  これでウーバーの運転手が受け取る時給は17日から、英政府が全国生活賃金とする8.72ポンド(約1320円)以上となる。同社はこの水準を「賃金の上限ではなく、下限」としている。

  この変更に伴う費用をウーバーは明らかにしていないが、四半期や通年の利益見通しの変更は見込んでいないとした。同社の株価は16日の米株式市場で2.2%安で終了後、時間外取引でさらに下げた。

  変更はウーバーにとって欧州最大の市場である英国に限定されるが、他の国・地域への適用を経営陣が検討する用意があるかどうか疑問を投げ掛けるものだ。ウーバーは本拠を置く米カリフォルニア州でも運転手の扱いを巡って法的問題を抱えているほか、ギグワーカーの労働条件改善を求める欧州当局の圧力にも直面している。

原題:
Uber Grants 70,000 U.K. Drivers Worker Rights After Ruling (1)(抜粋)

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