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米10年債利回り、インフレで年内3%に到達も-ドイツ銀アナリスト

  • 「久しぶりにインフレのリスクが上向きに傾いている」とヤレド氏ら
  • 基本シナリオは短期的に2%超えた後、年内に減速し始める

今週に入ってからの米国債売り一服は長く続かない可能性が高いと、ドイツ銀行のアナリストらが指摘した。

  同行によると、インフレ率が米金融当局が目指す2%を一時超えて加速するのに伴い、米国債売りは再開される見通し。基本シナリオは米10年国債利回りが年内に2.25%に上昇するものだが、予想より速いペースで物価が上昇すれば3%に達することもあり得る。

  米経済見通しの改善で米金融当局が12月までに資産購入のテーパリング(段階的縮小)を発表すれば、市場には一段の重しとなりそうだ。

Deutsche base case sees rapid Treasury sell-off extending further

米10年債利回り推移

  フランシス・ヤレド氏らドイツ銀のチームはリポートで、「久しぶりにインフレのリスクが上向きに傾いている」 とした上で、「財政、金融政策がともに、インフレ率の上昇シフトを支えている」と指摘した。

  ドイツ銀の基本シナリオでは、インフレ率は短期的に2%を超えた後、年内に減速し始め、2022年前半に2%を下回る。ただ財政、金融政策が物価を過度に押し上げるリスクもある。極端なシナリオでは米国債利回りは6%を超える可能性があるとした。

原題:
Deutsche Bank Analysts See U.S. Rates as High as 3% on Inflation(抜粋)

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