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3月16日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:S&P500種が6日ぶり反落、10年債利回り高止まり

  16日の米株式相場は、S&P500種株価指数が6営業日ぶりに反落した。世界的な景気回復の強さが意識される中、米10年債利回りは約1年ぶり高水準付近にとどまった。

  • 米国株はS&P500とダウが反落-ナスダック続伸
  • 米国債は小動き、10年債利回り1.62%
  • ドルは高安まちまち、対円では109円ちょうど付近
  • NY原油は続落、国・地域で需要回復ペースにばらつき
  • NY金先物は続伸、FOMC控え-低金利維持の再確認に期待

  S&P500種は小幅安。エネルギー株や資本財銘柄が値下がりした。ダウ工業株30種平均も最高値から反落。ボーイングやゴールドマン・サックス・グループなどが大きく下げた。一方、アップルやマイクロソフトが買われ、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会合が2日間の日程で始まった。

  S&P500種は前日比0.2%安の3962.71。ダウ平均は127.51ドル(0.4%)安の32825.95ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.62%。

  フランクリン・テンプルトン・インベストメント・インスティチュートの責任者兼チーフ市場ストラテジスト、スティーブン・ドーバー氏は「グロース株はこれまでバリュー株よりパフォーマンスが良かったため、ローテーションの動きがあった。ただ、こうしたローテーションの多くは済んでおり、今はお互いに似たり寄ったりで綱引きとなっている」と述べた。

  外国為替市場では、ドルがユーロやオーストラリア・ドルに対して上昇した一方、円やスイス・フランといった逃避先通貨に対しては下落した。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ変わらず。ドルは対円で0.1%安の1ドル=109円ちょうど。ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.1903ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は3営業日続落。この一週間で最大の下げとなった。需要の回復は欧州が出遅れるなど、国や地域によって足並みがそろわないことが意識された。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は、59セント(1%)安の1バレル=64.80ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は49セント下落し68.39ドル。

  ニューヨーク金先物は続伸。FOMCで低金利を維持する姿勢があらためて示されれば、価格がさらに下支えされるとの声が上がっている。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.70ドル(0.1%)高い1オンス=1730.90ドルで終了。金スポットはニューヨーク時間午後2時59分現在、0.1%下げて1730.12ドル。

原題:Stocks Snap Five-Day Winning Streak; Oil Declines: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Loses Ground to Yen and Franc Ahead of FOMC: Inside G-10(抜粋)

Oil Extends Retreat With Market Assessing Global Demand Recovery(抜粋)

Gold Steady Before Fed; Palladium Jumps on Nornickel Mine Delay(抜粋)

◎欧州市況:株は1年ぶり高値に上昇、景気回復を注視-周辺国債下落

  16日の欧州株は上昇。ストックス欧州600指数の終値は約1年ぶりの高値となった。英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの使用を中断する国が相次ぐ中でも、投資家は景気回復への見通しを注視している。

  ストックス600指数は0.9%高。業種別では不動産、ヘルスケアが値上がりした。一方、原油の3日続落を嫌気し、エネルギー株は大幅安となった。

  銀行株も低調だった。17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えているほか、英ナットウエスト・グループの1部門が、法人口座の預金2億6400万ポンド(約400億円)を巡りマネーロンダリング(資金洗浄)規定の順守を怠ったとして訴追されたことが影響した。

  欧州債は周辺国債のパフォーマンスが他のユーロ圏債を下回った。ドイツ債の利回り曲線はほぼ変わらず。同国は17日に30年債の入札を控えている。

  フランス政府による70億ユーロ規模の23年物グリーン国債(環境債)発行に対して、345億ユーロ(約4兆4900億円)の注文があった。

  英国債は株の上昇に伴い、上げ幅を縮小した。

主要国債の利回り 
ドイツ10年債利回りはほぼ変わらずのマイナス0.34%
イタリア10年債利回りは2bp上昇の0.62%
フランス10年債利回りは変わらずのマイナス0.09%
英10年債利回りは1bp下げて0.79%

ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)

原題:Greek Bond Mandate Spurs Peripheral Declines; End-of-Day Curves、European Stocks Advance to One-Year High Amid Focus on Recovery(抜粋)

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