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欧州医薬品庁、アストラ製ワクチンあらためて支持-安全性の検証急ぐ

  • EMA委員会が18日に会合、正式な勧告を発表へ
  • イタリアとフランス、EMAの正式勧告後に使用を許可する用意

欧州医薬品庁(EMA)は、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンがもたらす恩恵はリスクを上回ると、あらためて強調した。このワクチンを巡っては、接種後に血栓症を発症した事例が報告されたため複数の国が使用を中断し、EMAは安全性データの検証を急いでいる。

アストラ製ワクチン、EU主要国が使用中断-血栓を懸念 (2)

  ドイツ、フランスなど欧州連合(EU)主要国に使用停止が広がる中で、EMAは前日と同様のコメントを発した。この使用中断は、すでに後れを取っている域内のワクチン接種をさらに遅らせる恐れがある。EMAのクック長官は、政府の決定がワクチンに対する市民の信頼を失わせる恐れがあるとの懸念を示した。

  クック氏は急きょ実施された記者会見で、「ワクチンに対する信頼性に影響が及ぶ可能性を懸念している」と表明。「われわれの責務は、当局に承認された製品は安全であり、欧州市民が信頼できるものであると明確に示すことだ」と続けた。

  EMAは18日により正式な勧告を発表する意向。イタリアのドラギ首相とフランスのマクロン大統領は、EMAが安全だと勧告すれば、アストラゼネカ製ワクチンの使用を再び許可する用意があると、イタリア政府が明らかにした。

原題:Astra Vaccine Backed by Regulator as Safety Review Ramps Up (2)(抜粋)

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