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米鉱工業生産指数、2月は予想外の大幅低下-寒波も響き足踏み

更新日時

米国の製造業の生産は2月、市場予想に反して減少した。製造業は持ち直しの傾向が続いていたが、サプライチェーンに引き続き問題を抱える中で厳しい寒波にも見舞われ、足踏みする格好となった。

キーポイント
  • 製造業の生産指数は前月比3.1%低下
    • 昨年4月以来のマイナス
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想は0.2%上昇
    • 1月は1.2%上昇(速報値1%上昇)に上方修正
  • 鉱工業生産の総合指数は2.2%低下
    • 市場予想は0.3%上昇
    • 1月は1.1%上昇(速報値0.9%上昇)に上方修正
Manufacturing production declined in Feburary on winter weather

  2月の製造業生産は天候要因を除けば約0.5%低下だったと、発表元の米連邦準備制度理事会(FRB)は説明している。

  総合指数の上昇には、公益事業が7.4%上昇と2017年3月以来の大きな伸びとなったことが寄与している。暖房需要の増加が背景。一方、その厳しい寒さでテキサス州では停電が起き、製油所の稼働に影響を及ぼした。

  製造業者は供給不足や出荷を巡る問題に引き続き苦慮しているが、在庫の少なさや堅調な需要、底堅い設備投資などの追い風も受けている。

  2月は自動車生産が8.3%低下と、昨年4月以来の大幅低下。天候要因に加え、世界的な半導体不足を反映した。メキシコ湾岸の石油化学工場の閉鎖が響き、化学業界の生産も7.1%低下した。

  製造業の設備稼働率は2.3ポイント低下の72.3%と、昨年9月以来の低水準。鉱工業全体では73.8%と、4カ月ぶりの低い水準だった。 

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Factory Production in U.S. Unexpectedly Declines on Weather(抜粋)、U.S. Feb. Industrial Production Fell 2.2%; Est. Up 0.3%(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
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