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きょうの国内市況(3月16日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX戻り高値、景気への楽観や金利上昇一服-半導体関連高い

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  東京株式相場は6日続伸。TOPIXはバブル崩壊後の戻り高値を更新した。景気への楽観や米長期金利の上昇一服が安心感につながっており、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連やソフトバンクグループ、ソニー、任天堂などの大型株に買いが広がっている。

  • TOPIXの終値は前日比12.77ポイント(0.7%)高の1981.50
  • 日経平均株価は154円12銭(0.5%)高の2万9921円09銭-3万円台を一時回復

  大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは、前日の米株市場でダウ平均よりもナスダックの上昇率が高く、給付金への期待が株式市場に回り始めて「グロース(成長)株に資金が少しずつ戻り始めた」とみる。これを受けて日本株市場でも日経採用銘柄だけでなくTOPIXの大型成長株である任天堂などが買われていることが指数を押し上げる原動力となっていると話していた。

  • 東証33業種では海運、空運、情報・通信、電機、不動産が上昇率上位
  • 鉄鋼、銀行、石油・石炭、証券・商品先物、輸送用機器が下落

●債券上昇、米長期金利低下で買い優勢-流動性供給入札は無難通過

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  債券は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだほか、この日に実施された流動性供給入札を無難に通過したことから、買い安心感が広がった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.10%、一時0.095%
  • 新発20年債利回りは1bp低い0.48%
  • 新発30年債利回りは1bp低い0.665%
  • 長期国債先物6月物は海外金利の低下を背景に買いが先行し、流動性供給入札後には一段高となり、結局は12銭高の151円19銭で高値引け

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 基本的に市場では日本銀行があまり長期金利の上昇を容認しないのだろうという見方が定着しており、きのうの米金利低下も相まって相場はしっかり
  • 大幅な金利上昇が想定されないのであれば、押し目買いも入りやすい
  • ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、先高懸念の残る米長期金利に対する姿勢を見極める必要もあり、積極的な動きには乏しい

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下
  • 応札倍率は3.66倍、同年限の前回入札は5.06倍
  • 岡三証の鈴木氏
    • 応札倍率が低下しているものの、前回が高過ぎた面あり、無難な結果と言える
    • 入札後は買いが優勢となり、結果が好感されたとみられる

●ドル・円は堅調、米金利の高止まりや輸入企業のドル買い-109円前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台前半と約9カ月ぶりの高値圏で推移。米長期金利が高止まりとなる中、国内輸入企業などのドル買いがやや優勢となった。きょうから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードも出ていた。

  • ドル・円は午後3時33分現在、前日比ほぼ変わらずの109円15銭。ここまでのレンジは109円10銭から109円25銭
    • 前日には一時109円36銭と昨年6月8日以来の高値
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数はほぼ変わらずの1140.03

三井住友信託銀行の瀨良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 2日間のFOMCを控え、きょうとあすは動かない展開になりやすい
  • FOMCが示す政策金利見通し(ドットチャート)では2023年に利上げを始めると見込む会合参加者が増えそうだ
  • ただ、利上げ前倒し派が大幅に増えた場合、株価とクロス・円が崩れてドル・円にも下落圧力がかかる可能性がある
  • 最近の円安傾向も考慮すると、日本銀行は今週の政策点検で長期金利の変動幅拡大とETFの買い入れ柔軟化を打ち出してくるのではないか
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