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ヘッジファンドが米国債売りの先駆け-1月に5兆4000億円売却

  • ヘッジファンドの動向映すケイマン諸島は1月最大の売り手
  • ジョージア州上院決選投票の民主党勝利を受けて売り広がる

ヘッジファンドが1月に売り越した米国債は9カ月ぶりの規模に上った。わずか数週間後に広がった売却の先駆けとなった。

  米財務省が15日公表したデータによると、ヘッジファンドなどの動向を反映するケイマン諸島は1月に490億ドル(約5兆3500億円)相当の米国債売り越しで、同月最大の売り手となった。

  売却の流れは1月5日のジョージア州上院決選投票の民主党勝利を受けて始まった。米経済再生に向けた巨額財政支出に道を開くもので、経済成長とインフレ加速の観測はその後勢いを増して、米国債利回りを1年強ぶりの高水準まで押し上げた。

Blue wave sparked a wave of hedge fund selling

  米10年債利回りは1月に15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、約9カ月ぶりに1%の節目を突破した。2月にはさらに34bp上昇しており、同省の最新データからはヘッジファンドが2月の動きによく備えていたことがうかがわれる。

  ヘッジファンド・リサーチのマクロ・トータル指数は1月に0.2%上昇、2月は2.8%上昇だった。

原題:
Hedge Funds Kicked Off 2021 With $49 Billion Sale of Treasuries(抜粋)

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