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新型コロナ危機で極度の貧困層が最大3900万人増加へ-アフリカ開銀

アフリカ大陸では今年、経済が半世紀ぶりの落ち込みから回復すると見込まれるものの、新型コロナウイルス感染拡大による経済危機により、新たに最大3900万人が極度の貧困状態に陥る可能性がある。

  アフリカ開発銀行(AfDB)が12日に公表した2021年版経済見通しによると、アフリカ諸国では昨年、新型コロナ禍で計約3000万人が極度の貧困状態に陥り、適切な支援が行われない場合、その数は今年さらに増える恐れがある。

  実際にそうなれば、格差拡大を招いたり、ようやく実現した貧困削減の成果の後退につながったり、女性に過度の影響が生じかねないとAfDBは指摘。1日当たり1.90ドル未満で生活する極度の貧困層は、アフリカの人口の34.4%に相当する4億6530万人に増えると推計している。

  昨年のアフリカの国内総生産(GDP)は2.1%縮小。21年は3.4%成長と回復が見込まれているが、新型コロナ感染再拡大や過剰債務、資金流入を妨げる金融市場の変動、商品相場安、観光や送金の落ち込み、異常気象のほか、社会的緊張が回復の妨げになる恐れがあると警告した。

原題:Pandemic May Push Another 39 Million Africans To Extreme Poverty(抜粋)

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