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債券上昇、米長期金利低下で買い優勢-流動性供給入札は無難通過

更新日時

債券は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだほか、この日に実施された流動性供給入札を無難に通過したことから、買い安心感が広がった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.10%、一時0.095%
  • 新発20年債利回りは1bp低い0.48%
  • 新発30年債利回りは1bp低い0.665%
  • 長期国債先物6月物は海外金利の低下を背景に買いが先行し、流動性供給入札後には一段高となり、結局は12銭高の151円19銭で高値引け
新発10年債利回りの推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 基本的に市場では日本銀行があまり長期金利の上昇を容認しないのだろうという見方が定着しており、きのうの米金利低下も相まって相場はしっかり
  • 大幅な金利上昇が想定されないのであれば、押し目買いも入りやすい
  • ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、先高懸念の残る米長期金利に対する姿勢を見極める必要もあり、積極的な動きには乏しい

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • きのうの引け際に入った超長期債の買いが続いている印象で、20年近辺には需要がありそう
  • 日銀会合後にはオペの減額が見込まれるが、ある程度は想定内
  • 動かない相場を機能不全と定義するなら、基本的に10年金利が10bp程度上昇しただけで何も変わらないと思われる

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下
  • 応札倍率は3.66倍、同年限の前回入札は5.06倍
  • 岡三証の鈴木氏
    • 応札倍率が低下しているものの、前回が高過ぎた面あり、無難な結果と言える
    • 入札後は買いが優勢となり、結果が好感されたとみられる

米長期金利は低下

  • 米10年物国債利回りは15日の取引で前週末比2bp低い1.61%程度で終了。この日の時間外取引では1.59%付近に水準を切り下げて推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.095%0.100%0.480%0.665%0.710%
前日比-0.5bp-0.5bp-0.5bp-1.0bp-1.0bp-0.5bp

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