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ベイリー英中銀総裁、市場金利上昇は景気への楽観を反映

更新日時
  • 債券利回り上昇が景気回復を脅かす懸念には触れず
  • 政策引き締めにはインフレ上昇が持続的だとの強い証拠必要

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は15日、市場金利の上昇は景気への楽観を反映しているとの考えを示した。

  欧州中央銀行(ECB)やアジアの中銀の一部にある債券利回り上昇が景気回復を脅かす懸念には触れなかった。18日に政策を発表する英中銀が現在の資産購入ペースを維持することが示唆される。

Andrew Bailey Takes Overs As BOE Governor As Coronavirus Hits The Economy

ベイリー総裁

  同総裁はBBCラジオ4とのインタビューで、「過去1カ月ほどの間に英国でも幾分の金利上昇が見られた」が、「これまでのところ、金利の動きは景気見通しの変化に沿ったものだと考えている」と語った。

  ECBは先週、急激な利回り上昇を抑えるため債券購入を前倒しすると発表した。

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  ベイリー総裁はよりニュートラルなスタンスを維持し、英経済へのリスクは上振れ、下振れの双方向にあると指摘。一時帰休労働者向けの支援策を延長する政府の決定は失業率のピークを低くするため「助けになる」とも語った。

  金融政策委員会(MPC)は政策を引き締める前に、インフレ率上昇が持続的なものだという通常よりも強い証拠を必要とするだろうと話すとともに、追加の景気刺激策が必要になったとしても、中銀の手段は尽きてはいないとあらためて説明した。

  英中銀は現在、週44億ポンド(約6700億円)の債券を購入しているが、当局者らは年内にペースを減速させる可能性に言及している。

原題:Bailey Says Market Rate Rise Reflects Optimism in U.K. (1)、BOE’s Bailey Says Rise in Market Rates Reflects Economy Optimism(抜粋)

(総裁発言を追加して更新します)
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