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中国株下落、流動性巡る懸念が重し-経済活動回復と人民銀MLFで

  • CSI300指数は2.2%安で終了、一時は約3%下げた
  • MLFの1年物資金供給量、16日の期日到来分と同じだった

15日の中国株式相場は下落。国内経済活動の急回復を示す統計と中国人民銀行(中央銀行)の中立的な貸し出しスタンスで、流動性引き締めを巡る懸念が再び強まった。

  CSI300指数は2.2%安で終了。1-2月の工業生産などの主要指数が前年同期比で30%を超える上昇との発表後、一時は約3%安となる場面もあった。上海総合指数は1%安で引けた。

  人民銀による中期貸出制度(MLF)を通じた15日の1年物資金供給が16日の期限到来分と同じ1000億元(約1兆6800億円)だったことで、地合いが悪くなったとトレーダーは指摘。人民銀の中立スタンスは、景気改善に伴う流動性の引き締め傾向が変わらないという見方を裏付けた。MLF資金の金利は2.95%だった。

中国の景気回復、なおまだら模様-1~2月に大幅なプラスでも

CSI 300 fluctuates as consumer shares slide

  凱基証券の陳浩アナリストは「経済統計はおおむねポジティブだが、流動性引き締めが続くという見通しをMLFのオペが強めている」と述べ、「流動性懸念が引き続き株式にとって最大の重し」との見方を示した。

原題:Chinese Stocks Slump as Upbeat Data Deepens Liquidity Concerns、PBOC Offers 100b Yuan of MLF; 100b Yuan of MLF Due in March(抜粋)

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